「心の性別」とは、「自分で思う自分の性別」のことです。体の性別とは関係ありません。
「性自認」や「ジェンダーアイデンティティ」とも呼ばれます。
たとえば、太郎さんが「自分は女性だ」と思っていたら、太郎さんの心の性別は女性です。
このような「心の性別」を尊重しよう、という考え方が広まってきています。
たとえば、次のような意見があります。
意見01
体に関係なく、心の性別が女であれば、女子トイレを使えるべきだ
性転換手術をしていなくても、心の性別に応じて、戸籍上の性別を変更できるべきだ
性転換手術をして戸籍を女性に変更した男性はもう女性なのだから、女子トイレに入れるべきだ
「心の性別を尊重しよう」とだけ聞くと、良いことのように思えるかもしれません。
しかし、実は、この考え方にはさまざまな問題点があります。
当会は、この問題点について訴えています。
参考資料:
JobRainbow 性自認とは?「男性/女性」だけじゃないってどういうこと?【「わからない」でもいいじゃない】
NHK トランスジェンダー “女性用トイレの使用制限”違法 最高裁
NHK 性同一性障害 2度目の性別変更申し立て 家裁が認める決定 岡山